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Raspberry Piで実行する

必須条件

Raspbianを利用している場合、Raspbian Bullseyeは現在サポートされています。

Node-REDをインストール・アップグレードする

私たちの提供するスクリプトはNode.js、npmおよびNode-REDをRaspberry Piにインストールします。 このスクリプトは新しいリリースが入手できるようになった場合、 インストール済のアプリをアップグレードすることも可能です。

以下のコマンドを実行することでスクリプトをダウンロードし、実行することができます。 スクリプトの中身を最初にレビューしたい場合、こちらで確認することができます。

bash <(curl -sL https://raw.githubusercontent.com/node-red/linux-installers/master/deb/update-nodejs-and-nodered)

There are extra parameters you can pass to the script. Add --help to the end of the above command to see them.

このスクリプトはUbuntuDiet-Piを含むDebianベースのオペレーティングシステムで動作します。 npmがインストールする必要のあるバイナリコンポーネントをビルドできることを保証するため、 sudo apt install build-essential gitを実行する必要があるかもしれません。

このスクリプトは以下のことを実行します:

  • 存在すれば事前にパッケージされているバージョンのNode-REDおよびNode.jsを除去します
  • if it detects Node.js is already installed, it will ensure it is at least v14. If less than v14 it will stop and let the user decide whether to stay with Node-RED version 1 - or upgrade Nodejs to a more recent LTS version. If nothing is found it will install the Node.js 16 LTS release using the NodeSource package.
  • npmを利用して最新版のNode-REDをインストールします
  • 追加で有用なRaspberry Pi固有ノードのコレクションをインストールします
  • サービスとしてNode-REDを実行するように設定し、サービスとして動作するためのコマンド一覧を提供します
Node-REDは既にRaspbianリポジトリとしてパッケージされており、「推奨ソフトウェア」の一覧に含まれています。 これはapt-get install noderedによってインストールすることを可能にし、 またRaspberry Pi OSパッケージされたバージョンのNode.jsを含んでいますが、 npmは含まれていません

注意: 現時点でRaspiOS Bullseyeに含まれているnode.jsはまだv12です。これはインストール可能な最新のNode-REDのバージョンは、2.xブランチとなります。一見これらのパッケージを利用することは便利に見えますが、上述のインストールスクリプトを利用することを強く推奨します。

ローカルで実行する

ローカルでNode-REDを実行する場合、 ターミナルでnode-redコマンドを使うことでNode-REDを起動することができます。 そして、Ctrl-Cを押すかターミナルウィンドウを閉じることで停止することができます。

Raspberry Piの制限されたメモリ容量のため、 基盤となるNode.jsプロセスに未使用のメモリを早く解放するように指示するような 追加引数とともにNode-REDを起動する必要があります。

このためには、代替となるnode-red-piコマンドを利用し、 max-old-space-size引数を渡す必要があります。

node-red-pi --max-old-space-size=256

サービスとして実行する

Raspberry Piのためのインストールスクリプトはサービスとして実行することも設定します。 これはバックグラウンドで実行し、起動時に自動的に起動できるように設定することを意味します。

以下のコマンドはサービスとして動作するために提供されます:

  • node-red-start - Node-REDサービスを起動し、そのログ出力を表示します。 Ctrl-Cを押す、またはウィンドウを閉じることはサービスを停止させません; Node-REDはバックグラウンドで実行し続けます
  • node-red-stop - Node-REDサービスを停止します
  • node-red-restart - Node-REDサービスを停止し、再起動します
  • node-red-log - サービスのログ出力を表示させます

メニューオプションMenu -> Programming -> Node-REDを選択することによって、 Raspbian DesktopでNode-REDサービスを起動することもできます。

起動時に自動起動する

Raspberry Piの電源がついたとき、またはブート時にNode-REDを起動させたい場合、 以下のコマンドを実行することでサービスを自動起動させることができます。

sudo systemctl enable nodered.service

サービスを無効にするため、以下のコマンドを実行します:

sudo systemctl disable nodered.service

エディタを開く

いったんNode-REDを実行したら、ブラウザでエディタにアクセスすることができます。

Raspberry Piデスクトップでブラウザを利用している場合、以下のアドレスでエディタを開くことができます: http://localhost:1880

Raspberry Piの外部のブラウザを使ってRaspberry Piで実行されているNode-REDを指定することを推奨します。ビルトインのブラウザを使うこともできますが、その場合はEpiphanyではなく、ChromiumまたはFirefox-ESRを推奨します。

他のマシンからブラウジングする場合、Raspberry PiのIPアドレスを利用すべきです: http://<ip-address>:1880。 Raspberry Piでhostname -Iを実行することでIPアドレスを確認できます。

次のステップ