• V
 

コマンドラインAdminツール

node-red-adminコマンドラインツールを使用すると、 リモートのNode-REDインスタンスを管理することができます。

Node-RED 1.1.0から、今やnode-red-adminnode-redコマンドに組み込まれています - 個別にインストールする必要はありません。

node-redに含まれているバージョンで使うには、node-red adminコマンドを使います。

個別にインストールする場合、node-red-adminコマンドを利用します。

インストール

node-red-adminコマンドを個別にインストールしたい場合、 Adminツールをグローバルnpmインストールします。

npm install -g --unsafe-perm node-red-admin
Note : sudoはLinux/OS Xでルートユーザ以外のユーザとして実行するときに必要となるコマンドです。 Windowsで実行するときは、Administratorとしてコマンドプロンプトからsudoコマンドを使わずに実行してください。

ターゲットとログイン

リモートでNode-REDインスタンスを管理するには、まずAdminツールでアクセスしたいNode-REDインスタンスを指定しなければいけません。 デフォルトではhttp://localhost:1880が指定されています。変更するにはtargetコマンドを使用します。

node-red-admin target http://node-red.example.com/admin

認証が有効な場合は、loginします。

node-red-admin login

これらのコマンドはターゲットとアクセストークンの情報を格納する~/.node-red/cli-config.json というファイルを作成します。

Note : `hash-pw`オプションは、ログインしている必要なく、いつでも実行することができます。

その他のコマンド

このツールは以下のコマンドを提供します。:

  • target - ターゲットURLおよびポートをhttp://localhost:1880 のように設定もしくは確認する
  • login - Node-RED管理APIのターゲットにログインする
  • list - インストール済みノードの一覧を表示する
  • info - モジュールまたはノードの詳細情報を表示する
  • enable - 指定したモジュールまたはノードセットを有効にする
  • disable - 指定したモジュールまたはノードセットを無効にする
  • search - インストールしたいNode-REDモジュールを検索する
  • install - Node-REDにNPMからモジュールをインストールする
  • remove - Node-REDからNPMモジュールを削除する
  • hash-pw - adminAuthおよびhttpNodeAuthプロパティに利用可能なパスワードのハッシュ値を生成する