設定ファイル

設定ファイルを利用することでNode-REDを設定することができます。

設定ファイルをどこにありますか？

Node-REDが起動する際、Node-REDのユーザディレクトリ~/.node-redにsettings.jsというファイルを探します。 そこに存在しなかった場合、 デフォルトの設定ファイルをユーザディレクトリにコピーして利用します。

また、コマンドライン引数--settingsを利用することで、 Node-RED起動時に別のファイルを指定することもできます。

Node-REDをまだ起動していない状態で設定ファイルを編集したい場合、 こちらからデフォルトの設定ファイルを手動でコピーすることができます。

どの設定ファイルをNode-REDが利用しているのかわからない場合、Node-REDが起動したときのログ出力を確認するべきです。 設定ファイルのフルパスが記録されています:

22 Jun 12:34:56 - [info] Settings file  : /Users/nol/.node-red/settings.js

設定ファイルを編集する

設定ファイルはキー/バリューのペアを持つJavaScriptオブジェクトをエクスポートするNode.jsモジュールとして、 ランタイムにロードされます。

デフォルトの設定ファイルはコメントアウトされた多くのオプションを備えています。 例えば、フローファイルを読みやすくするためフォーマットするオプションです:

//flowFilePretty: true,

このオプションを有効化するため、この行頭の//を除去します。

ファイルに新しいオプションを追加した場合、 前後のオプションと分割するためにカンマを必ず追加します。

ファイルにシンタックスエラーがある場合、Node-REDを起動できません。 ログ出力はどこにエラーがあるのかを示します。